SWX2300-16G(ファームウェアRev.2.00.15)の設定を紹介します。
本体IPアドレス、デフォルトゲートウェイ、DNS、この3つのIPアドレスを変更する方法です。
・デフォルトゲートウェイはGUIでは変更箇所がありません。
・DNSは、
SWX2300-16G(Rev.2.00.15)はGUIあり。
SWX2300-24G(Rev.2.00.14)はGUIなし。
また、デフォルトゲートウェイ、DNS共に、初期値は設定されていないようです。
従ってコマンドを使って変更します。
なお、DNSは、設定するとSWX2300-16G自体がインターネットに接続できるため、インターネット経由でのファームウェア更新や(ファイルアップロードでの更新も便利ですが)、SWX2300-16Gがntpサーバーに接続可能になり、時刻を取得できます。
今回、本体IPアドレスはGUIで設定、デフォルトゲートウェイとDNSはコマンド実行で設定してみます。
①IPアドレスの変更
SWX2300-16GのIPアドレス初期値は192.168.100.240のため、PCのIPアドレスを一時的に同じネットワークアドレス192.168.100.Xに固定します。
SWX2300-16GとPCをLANケーブルで接続し、ブラウザで192.168.100.240にアクセスします。
認証情報の初期値は下記の通り
ユーザーID:administrator
パスワード:(なし)
ログインできたら、「詳細設定」→「VLAN」→「VLAN作成」→192.168.1.240/24と書かれた右側の「設定」ボタン この画面で変更設定できます。
SWX2300-16GのIPアドレスが変更されたら、PCの固定していたIPアドレスをSWX2300-16Gに合わせるか、LANにSWX2300-16Gを接続して、PC側は自動取得に戻します。
「管理」→「保守」→「コマンドの実行」へ進みます。
★IPアドレスの確認コマンド
show ip interface brief
または
show interface vlan0.1
で確認できます。
②デフォルトゲートウェイの変更方法
「管理」→「保守」→「コマンドの実行」へ進みます。
★デフォルトゲートウェイの確認コマンド
show ip route
★まず、グローバルコンフィギュレーションモードに移行します。(決まり事です。)
★デフォルトゲートウェイの変更コマンド (同時に実行します。)
configure terminal
ip route 0.0.0.0/0 192.168.X.X
write
設定後の確認
③DNSの変更方法
★DNSの確認コマンド
show ip name-server
★DNSの変更コマンド
configure terminal
ip name-server 192.168.1.100
ip name-server 192.168.1.101
write
設定後の確認
時刻が正しい時刻に変わりました!
↓↓↓
なお、ヤマハ製品は、ルーター製品の場合「コマンドの実行」画面からのコマンド操作は自動的に保存されるため「write」コマンドは不要ですが、スイッチの場合「write」コマンドが必要です。